この夏は台風やゲリラ雨の隙間を縫って3釣行した。迫間浦福寿の養殖場では猛暑で屋根の下でもかなり堪えたが巨ボラも集まり無双で何とかリベンジの年無し50センチを上げることができた。
次の神前浦金城パート1では、こちらも真夏真っ盛り!
鯖の大群と底潮の酸欠でサッパリであったが、底から5メートルほどの鯖も居ないエリアで三力ピンポン球の落とし込みで久しぶりの75センチの大鯛を釣り上げることができた。
強烈な引きの筋肉バトルで、久々に少林寺モードに入ったやり取りであった。気持ちいい〜
さらに間を空けて訪問した神前浦パート2では、台風や大雨で海水がかき混ぜられ、ようやく落ち着いてきたのか海底の状況が全く違い鯖も大人しくなっていました。昼前に53センチの貫禄十分の年無しを無双激荒コーンで仕留めることができた。
この後に、もう一枚底をなかなか割れない超弩級も掛けたのだが中層まで上げた所でコワリのロープに巻かれてしまった。ロープが錯綜した中に入ったのか魚が引っ張ってくれた分だけしかハリスを巻けず、10分以上出し入れして粘ったがどうしても抜けないため泣く泣くハリスを切った。チヌならロクマルクラスの重量級であったので何とか顔だけでも見たかった!
これからという時にヒンヤリした風とハード&デンスな積乱雲がニョキニョキと山の方から近づいてきた。雷鳴がまるで花火の様に乱発して鳴っているし、稲光もバチバチ雲の中を光っていたので身の危険を感じて2時過ぎに撤収した。
雨だけなら夏は辛抱できるのだが、雷には勝てません。昨年も釣っているすぐ目の前200メートルほど先の海面に雷が落ちたことがありました。光と爆音とほぼ同時でチジミ上がりました。コワリの上は鉄パイプだらけで避雷針に囲まれてる様なもの。カーボンのチューブラーも通電性は抜群です。皆さんも、雷だけは注意し、万一釣ってる最中に雷が鳴り出したら竿から手を離して腕組み状態で船頭さんが来るまで待機してください。