押江込蔵 ANGLER'S BLOG〜釣に魂を込めし勇者たちが集う場所〜

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ロッドケースに捧げる、1.釣りの前夜
 先週は、話題のホットスポット、方座浦に出かけた。金曜に釣行する予定であったが、居座る低気圧の影響で強風波浪注意報が出ており、船頭さんからの連絡で急遽取りやめ、土曜日に変更となった。
 今回は長年使ってきた竿袋とのお別れの釣行であった。物持ちの良い私は、何でも大事に長いこと使う。このDAIWAのロッドケースがチヌ釣りを初めて3代目であるが、気が付くと途中で衝動買いした真っサラのロッドケースが5つも貯まってきた。怒った妻が、古いのを捨てないとサラのを全部捨てるというのだ。

 丁度、今使ってるのが、くたばってきてたので、捨てることにしたのであるが、6年ほど雨の日も風の日もお供してくれた竿袋である。袋に顔を付けると色んな香りがする。潮の香り、磯の香り、魚の臭い、汗の臭い、団子の臭い・・・、最後にもう一度お供をして貰い、捨てることにした。

 このDAIWAの竿袋はパラソルと竿3組、タモの柄、団子ジャクとが丁度きれいに収まるお手頃サイズであった。ポケットには予備の竿受け、イガイ取り、ロープ類、ビニールシート、手袋などもはいる。何より非常に軽くて、丈夫であった。真夏の太陽光線にも劣化することなく強かった。雨の時は、中までずぶ濡れにはなるが、中身を出して、ぶら下げておくと水切れが良くすぐに乾いた。土砂降りの日は、洗濯しているようなもので竿を乾かす手間はいるが気にはならなかった。突風で何度か飛ばされかけたが、フックを付けた紐を付けておいたので失うことはなかった。いつも大切な竿や穂先を守ってくれた。

 金曜の昼から三重県に出かけた。玉城の「えさきち」さんでエサを買い、団子をまぜておく。あかまる、糠、視角インパクト、ムギコーンなどを混ぜて爆釣液で調整する。その後、「主婦の店α」で弁当を買って宿でくつろぐ。風呂を沸かして入り、beerを飲む。誰にも気兼ねの要らないマイ・ワールドである。ロッドケースの写真を撮っておく。明日もう一日たのむで、と祈りを込めて。
| 14:50 | - | - | - | posted by kida |
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