押江込蔵 ANGLER'S BLOG〜釣に魂を込めし勇者たちが集う場所〜

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白と白、白石湖と白鯨

1、2月は白ずくめでした。

 

 

 

釣りの方は海山町の白石湖です。平日は人も少なくのんびりするには最高です。まん中の筏に上げてもらいます。昨年よりタナゴの活性が低くオキアミの無双が十分持ちます。昼前から集まってきた中層のウグイも無双のそばまで来てUターンします。

 

 

 

そんな感じでしたが昼は天気も良く定番の手羽先ラーメンを美味しく食べて、午後の地合に備えます。14時頃に1時間ほど子ボラが団子当たりしだし、濁りの周囲で15堕の黒鯛の新子が無双の誘いに乗ってきます。

 

 

小さくても銀色に輝いて美しい。1時間ほどバタバタと釣れて団子オケで水族館ゴッコです。記念写真を撮り逃がしてやり、夕方の地合に備えます。16時頃からは30堕のヘダイが1匹釣れただけで、真っ暗に近い18時までやりましたが白石湖らしいデカい黒鯛は釣れませんでした。

 

 

面白かったのは、明るいうち警戒して遠巻きにしていた鴨たちが暗くなると活性が上がってきました。

 

 

 

客が沖アミなどの餌を捨てるのを良く知ってるのでしょう。目の前まで来て無双を投げてやるとパクッと食べていました。一瞬、鴨釣りを考えるほど良く太っていて美味そうな奴らでした。

 

山の方は、今年は非常に雪の多い年であったようで雪で真っ白の厳しい世界でした。

 

山の部 #1:まずは愛宕登山から。

 

 

 

1月初旬でしたが早朝から清滝はマイナス2℃で、路面は雪でガチガチ。おかげで最初から終わりまでGPS計測で往復9.5kmを全てアイゼン装着しっぱなしでした。前日にアイゼンを付ける歩くのを楽しみにしていた罰が当たったようで、久々に下りでふくらはぎがつりそうになりました。

 

雪の重みによる倒木が目立ちます

 

水尾別れの小屋のつらら

 

表参道の登山道は歩きやすいように溝を作って整備してくれてます

 

愛宕神社周辺では雪は40属幣綫僂發辰討い泙靴拭

 

 

 

愛宕神社の中、着いたのが正午でしたが休憩所の温度計はマイナス6℃で、指が痛いはずです。

 

山の部 #2:雪の烏帽子岳〜瑠璃渓コース

 

亀岡の赤熊登山口から烏帽子岳に登り、雪に埋まった鯨のような烏帽子岩を見るための山行でした。冬の積雪期には初めてのアプローチなので距離も難易度も厳しい事が予測され、前夜は不安と緊張で一杯でした。雪の積もった路面はルートが解りにくく予想以上に過酷で厳しい雪山登山でした。

 

#音羽渓谷に沿って登ります

 

#密林の中は正に迷路です

 

 

#イメージ通りの白鯨です。鯨岩(烏帽子岩)は最高で苦労して見に来た甲斐がありました。周りの積雪は30造任泙襪破牟砲侶澆任后

 

#烏帽子岳はまだまだ序章で、ここからが長い。半国山と烏帽子岳の間の無名峰に登って下りるコースは今回も迷いました。鹿やハクビシンなどの足跡を参考に進みますが方位計で二度進路を修正して何とか「牛つなぎ広場」にたどり着きます。

 

 

#広場から南西に瑠璃渓を目指します。人の足跡は皆無です。

 

#今回、一番集中したトラバース路、雪がなければ苦にならないのですが微かな出っばりを踏み外すと右の崖下に滑落です。自分を信じて淡々と進みます。

 

#お気に入りのロープの木、雪で元気がありません。

 

#自分の足跡を振り返ります

 

#シャバに戻ってきました。日当たりの良い集落はポカポカ暖かく、たった今まで、あの山の向こうを歩いてたのだな〜と不思議な清々しい感覚に襲われました。

 

#瑠璃渓の歩道の周りは雪が残っています

 

 

#瑠璃渓ホテル近くも路肩にはタップリ残雪が

 

#烏帽子岳の鯨岩の横で食いたかった恵方巻が瑠璃渓温泉ホテルで売っていました。実が詰まっていて椅子に座って丸かじりした美味さは格別でした。

 

山の部 #3:田尻谷から梨の木谷を下る

 

前週に強烈な寒波と大雪雪崩注意報、凍結のひどさから京北町細野口まで来て泣く泣く撤退したルートの再挑戦です。そのまま突入してたら田尻谷の密林から、生きて出れなかったかもしれないと無人の冬山の厳しさを再認識しました。

 

#左が田尻谷〜松尾峠ルート、右が馬谷〜榧の木峠ルートの分岐部、左に入っていきます。

 

#沢の脇にある昔の田尻廃村住民の古い墓地です。お参りし無事を祈念します。

 

#倒木が何度も行く手を遮ります

 

#何度も倒木潜りをしてウインドブレーカーもリュックもドロドロ、これでもタオルで拭いた後です。

 

#沢沿いの道は岩や切り株ででこぼこ、雪で解りにくく加えて倒木が幾重にも前進を阻みます

 

 

#いくつもの関門を通過してようやく松尾峠に近づいてきました。秋にはススキで柔らかった山容も今日は雪で寒々しています。

 

#松尾峠からウジウジ峠までの峠道も30〜40造寮兩磴如△海隆屬量3.5kmの歩行が体力を奪います。スノーシューを持ってこなかった事を後悔しました。

 

#誰もいないウジウジ峠の貯木場

 

#路面は凍結し吹雪いています

 

#かなり消耗したので谷山林道からジグザグルートを通りショートカットして梨の木谷に下ります、しかし、これが誤算でした。勾配の強い左の土手から雪の重みで大量に倒木が道を塞いでくれます。元には戻れないので死力を尽くして前進します。

 

#これでもかと倒木の群れ

 

#立ち止まって潜れそうな隙間がないかcheck、危険一杯の細野峠から芦見谷の間の大倒木地帯を4度踏破してきた経験が生きてきます。

 

 

#梨の木谷を塞ぐ厳しい倒木が6ヶ所はあったでしょうか。何とか最後の倒木をクリアしてホッと後ろを振り返ります。もう無いよなと。なんとか無事に清滝にたどり着いた時には精根尽きかけていました。

 

山の部 その4:雪の馬谷を巡る

 

今年の雪のある間に、最後にどうしても見ておきたかった景色、それは田尻のもう一つのルート、馬谷である。田尻谷に入った翌週に訪れました。

 

 

#先週より雪は随分減っていますが奥に入るにつれて増えてきます

 

#この日は倒木との戦いとなりました、アチコチで倒木が行く手を塞ぎます

 

 

#一つづつ潜り抜けていくしかありません

 

 

#雪崩れてきそうな雪も

 

 

#雪解けの水で沢の水量も多く美しい滝の景観が目を引きます

 

 

#雪でぺちゃんこになった小屋

 

 

#馬谷一の絶景point

 

#峠道にはまだ雪がしっかりと

 

#ダルマ峠から龍の小屋の間の倒木がまた凄かったです、締めくくりに相応しい?

 

 

#5〜6ヶ所はあったでしょうか、かろうじて抜ける事が出来ました。

 

#龍の小屋が潰れてないか心配しましたがよく考えて場所を選んであるためか無事でした。

 

#首無し地蔵に向かいます

 

#地蔵手前の最後の登り

 

#雪に突っ込んでストックを綺麗にします

 

雪の多い季節でしか見る事の出来ない京都北部の雪山の素晴らしい景色を堪能しました。

 

| 20:58 | - | - | - | posted by kida |
海抜ゼロから1377mまで(後編)

つづいて山の部です。

 

今年も京都と滋賀の近場ではありますが、本当に沢山の登山に行きました。標高は1377mの伊吹山が一番高かったですが、低いとは言え大半のルートは殆ど人の入らない密林地帯で、昨年からの総走行距離は山中だけで1050km歩いてきました。1回当たりの累積登攀距離も700〜1400mなので毎回平均1000m前後を上り下りした事になります。この距離と超ハードな険しい内容は低山とは言え誇れるものと自負しています。思い出深い山行だけ紹介していきます。

 

まずは1377m、滋賀の主峰、人気のある日本100名山の一つの伊吹山です。

 

 

 

 

11月の山行でしたが、この日は1日小雨が降りガスって景色は見れず、おまけに粘土質の山肌が多く靴が泥まみれになりました。

上野登山口からのアプローチです。

 

3合目から上はガスまみれで酷い時は視界20メートル程度でした。それでも流石100名山、ゾロゾロと登山客が続き、子供連れもいておそらく50人位は当日登られていたと思います。

 

 

何も見えないので黙々と登って3時間少々で登頂しましたが、最後までガスに覆われ琵琶湖を望む絶景を拝む事はありませんでした。

 

 

 

 

ドロドロの靴で山頂の少し奧にある1等三角点にタッチします、下山後はもっとドロドロになってました

 

 

 

8合目から上は結構な急勾配で登りごたえがありましたが、天気の良い時に再度トライですね。

 

次は12月のロストワールド、田尻谷から月輪寺まわりのロングコースと半国山の初冠雪の絶景です。

田尻谷と馬谷は愛宕山系で一番好きなHGですが、廃村田尻の南に位置し、松尾峠と榧の木峠に通ずる三角地帯は、まず人の入る事のない究極の静寂エリアです。

 

昨年も書きましたが馬谷はジュラシックパーク、田尻谷はロストワールドで微妙な違いは行かなければ解りません。ペンション愛宕道のある京北町細野口からのアプローチも、そこそこ距離が有り非常に遭難しやすい魔のtriangleと思います。

 

#廃村田尻

 

 

#右が馬谷、左が田尻谷の入り口、すぐに道は無くなります

 

#昔、田尻住民が通ったであろう朽ちた橋をソロッと渡る

 

 

 

#自然に戻りつつある木々、感じが出てきた

 

#倒木の上に生えた沢山の杉の子、この下をくぐる

 

#トワイライトゾーン

 

 

 

#杣人が生きた証の石積み

 

 

#まさにクライマックス

 

#土管の亡骸

 

 

 

 

#分岐部から2時間ほど谷を遡上すると松尾峠から差し込む光が田尻谷ルートの終わりを教えてくれる

 

#ススキの柔らかな山容

 

#松尾峠の東の朝日峰に寄っていく

 

#帰りは再び松尾、榧の木、うじうじ峠、ダルマ峠、首無しロープ場経由で愛宕神社に上がり月輪寺回りで清滝まで下山する

 

#山と崖に挟まれた月輪寺の家屋、谷底への地滑りが心配です

 

 

最後は初冠雪の半国山〜瑠璃渓コースです。この日は気温が下がりアチコチの山が白くなっていました。今回は千ヶ畑登山口から半国山目指して北に上がる初めてのルートです。さっそく気温0℃でした。

 

 

 

 

 

#登るにつれ雪が増えてきます、道も解りづらくGPSで確認するとイメージ通り

 

 

 

#この先を直登

 

#山頂直下、踏み跡も見えないので、いつもの下りルートを外していましたが頂上目指して登るのみ

 

#懐かしい亀岡の主峰、半国山の山頂(774m)、10分ほど休んでいると北側(左)から真っ黒い雪雲が接近、突風が吹いてきました

 

#長い下りの北面は-3℃位か、積雪は15〜20造妊襦璽箸聾えないし軍手をした指がジンジン痛く、あと30分も曝されたら凍傷になると確信しました

 

#滑り落ちたら御陀仏、無人の雪山登山の厳しさを実感し遭難を身近に感じました

 

 

#200m程下りようやく烏帽子南峰と半国間のコルです、温度も少し上がり指も助かった!

 

#足跡一つない新雪の瑠璃渓コース

 

#瑠璃渓に向かい南西方向にトラバース

 

#以前紹介した不思議なロープみたいな木、積雪verです

 

#ルートを塞ぐ倒木、前回はなかった

 

 

 

#日差しが出口に近いことを教えてくれる

 

#誰もいないリンゴ村で休憩、ようやくシャバに帰ってきた感じ

 

 

#雪の名勝、瑠璃渓、流石に誰もいません

 

 

 

 

#通天湖の砂防ダム、7時間の旅の終わりは近い

 

 

さて、雪の半国山から2wk経ちましたが愛宕山もしっかり冠雪し竜ヶ岳から北は遠目にも真っ白です。登り納めは今期初のアイゼン装着となりそうです。海と山に感謝。

 

それでは、みなさん良いお年を!

 

 

| 18:04 | - | - | - | posted by kida |
海抜ゼロから1377mまで(前編)

 

今年もあと僅かとなりましたね。まず前編は海抜ゼロ、太平洋で釣り納編です。

 

 

これから冬の釣りに移行するので大した釣果は期待は出来ませんが、真鯛でも釣れたらとHGの方座浦コワリに行ってきました。当日は快晴で気温も高めでしたが西風が強く荷物が飛ばされないかヒヤヒヤしました。

 

朝一に大鯛らしきを食いが浅かったのか針外れでバラシ、その後5時間は当たりも無く、これでお土産は無くなったかと思ったのですが・・・。

 

 

快晴で景色は良いし、10時過ぎには船頭さんから新鮮な檜扇貝の差し入れも有り、普段は食べない貝を炭火で焼いて食べます。自然の塩味が何とも言えません。

 

 

 

昼飯は塩コショウで下味を付けた手羽先でスープを作り、エースコックのワンタン麺を入れてラーメンを作って食べます。腹の中から暖まった所で北西の風を避けて1時間爆睡します。これも次のステップに重要なswich offです。

 

 

 

昼から有終の美を飾るべく集中して戦闘開始です。その甲斐あって僅かな地合に50促ーバーのハマチ2本と58造凌紳笋鯡義个隼偉呂把爐襪海箸出来ました。

 

当たりの少ない厳しい中を、何とか手応えのある奴を3匹引きづり出せて2016年、海の部が締めくくれました。船頭さんも「この状況で流石やな!」と褒めてくれました。

 

 

 

魚は船頭さんが針金で神経締めをしてくれます。

 

ハマチも真鯛もピンピンに締めてもらいました。あとは自宅で最高の料理に仕上げ、美味しく残さず食べてやるだけです。

 

 

 

 

ハマチ1本はお袋に届けてやり、1本を刺身と煮付けで食べ、真鯛は皮を炙ってそぎ切りにしてポン酢で食べました。鯛の頭は真っ二つに割って粗塩振って焼き、腹の所は翌日に味噌仕立てでチャンチャン焼きにして食べました。自分で捌いて喰って初めて解るのですが、ハマチも真鯛も素晴らしい魚体で、神経締めも効いて見た目通りの一級品でした。

 

 

 

 

 

納屋で保存して良く冷えた冷酒が最高に合います。ついつい飲み過ぎますが、たまには良いでしょう。膝にmocoを乗せて最高の忘年会です。

 

 

 

| 17:50 | - | - | - | posted by kida |
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